当院のリハビリテーション

理学療法(PT)

日常生活を送る上で妨げとなる様々な障害をもつ方々に対して、「少しでも歩くことができるように」、「一人で立ち上がったり座ったりできるように」を目指 し、理学療法士とともに身体を動かしたり、バランスを高めるなどの練習を行って、身体機能の改善、残存機能の拡張を図っていきます。そして可能な限り社会復帰を目指していきます。


PTスタッフ

理学療法の目的

 1.身体機能への治療
・肩や膝などの関節がうまく動かせない。
・手足が震える、力が入らない。
・手足が痺れる、腰が痛い、感覚が鈍い。など


 2.動作、運動への治療
・起き上がり、立ち上がりが大変。
・歩き始めがつらい。動くと疲れてしまう。など


 3.日常生活への治療
・一人で外出できない。
・階段の上り下りができない。など


 4.自宅、社会復帰への対応
・介助が大変、介助方法がわからない。
・どんな杖や歩行器を使ったらいいのかわからない。など


 5.障害予防
・今の身体機能を維持したい。
・転ばないようにしたい。
・生活習慣病が気になる。など


これらの症状や訴えに対し、治療、指導により改善を目指します。

PT訓練場面1


PT訓練場面2


PT訓練場面3

理学療法の実際

 1.運動療法

・関節可動域訓練:硬くなった関節を動かし、動かせる範囲の拡大を促します。

・筋力増強訓練:筋力トレーニングを行い、衰えた筋力の改善を図ります。

・ファシリテーションテクニック:脳の活性化を促し、バランスのとれた姿勢や、正しい運動を誘導します。

・基本動作訓練:寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行といった基本的な動作を練習します。

・床上動作訓練:転倒などに備え、床での立ち座りを練習します。

・階段昇降訓練:低い段差などから練習し、徐々に階段の上り下りができるようにします。

これらの症状や訴えに対し、治療、指導により改善を目指します。


 2.物理療法

・温熱療法、電気療法、牽引療法など:痛みの軽減、循環の改善、リラクゼーションを目的とします。


PT訓練場面4


PT訓練場面5